第31回 飛ぶ虫から学ぶ『試行錯誤の大切さ』とは?【前編】
【 この物語の概要 】
昆虫は動物の75%を占めている、地球上でもっとも繁栄している生き物です。
昆虫はどのようにして、それだけの繁栄をしたのでしょう?
昆虫繁栄の仕組みを、『人間の生き方にどう活かすか?』を、
おもしろ楽しく紹介しています。
この物語は、“会議のコンサルティング”を仕事にしている齊藤が、
ある日、ふらりと立ち寄った昆虫館でのお話です。
昆虫館の館長は、蟻田さんという巨大なサムライアリです。
【 本編はここからです 】
齊藤 「こんにちはぁ~」
ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
蟻田 「また、お主でござるか」
ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
齊藤 「世の中って、何でうまくいかない事だらけなんですかね?」
ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
蟻田 「あー、またお主のたわごとが始まったか」
ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
齊藤 「そんな言い方しないでもいいじゃないですか」
「新しい研修プログラムを作ろうと、試行錯誤しているのですが、
なかなかいいものができなくて」
ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
齊藤 「ところで何ですか? さっきから耳障りな羽音は?」
ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
蟻田 「今回の展示は、『飛ぶ虫特集』でござる」
ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
齊藤 「しっかし、うるさいですねー」
「こういう時、普通は蝶々みたいな、羽音が立たなくて、
キレイな虫を展示しません?」
「なんで展示物が、こんなの(↓)ばっかりなんですか?」

ブン、ブン、ブン、ブン、ブン
蟻田 「蝶々とかは、もうありきたりでござろう」
齊藤 「ハエは、もっとありきたりです!」
蟻田 「では、こんなハエはどうじゃ?」

齊藤 「うわ! すっごいメタリックですね!」
蟻田 「キンバエでござる」
「あっちに作ってみた草むらに行ってみよ」
「もっとすごいでござるぞ」
齊藤 「え、何があるんですか?」
ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!
ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!
ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!
齊藤 「うわっ!キンバエの超大群!」
蟻田 「軽く千匹はおるじゃろう」
↓ 赤丸を付けた所に、キンバエがいます

50cm四方に、62匹
齊藤 「な、何でこんなにキンバエが大発生したんですか?」
蟻田 「ほれ、足下を見てみよ」
齊藤 「見事に、白骨とウロコだけになった魚が落ちてますが・・・」
蟻田 「うむ、コイを置きっぱなしにしておったら、キンバエが発生したでござる」
「お主には、このコイにウジ虫が群がる姿を見せたかった・・・」
「もう米粒は食べられなくなるぞ。 ウジ虫と姿がそっくりなので」
齊藤 「見たくないです!」 (#`Д´)
「でも、虫っていいですよね。 羽があって自由に飛べて・・・」
「私もこんな気分の時には、どこかへ飛んでいきたいです」
蟻田 「飛ぶという事、拙者はそんなに良いとは思っておらんぞ」
齊藤 「え?!」
- 飛ぶ事が良い事では無い理由は、次回に続きます -
【 作成者 】
志縁塾 講師 齊藤 正明 (会議コンサルタント)
大学卒業後、水産分野の研究開発に従事。
その研究所は、所長の無理な指示で2割くらいの
社員が会社を休む環境であった。
齊藤自身も、マグロの鮮度保持剤を開発している時、
所長から、「お前は一度、マグロのすべてを知ってこい」
と言われ、マグロの遠洋漁業に出され、その後、
うつ状態で休職。
個人の能力が発揮できるよう、対等な話し合いの場を
作るため会議術(ファシリテーション)を学び、
独自の方法を開発。
現在、会議コンサルタントして活躍。
趣味の昆虫採集と、コミュニケーション術を併せた
コラム、東京京橋昆虫館物語を、ここに連載中。
ファシリテーター齊藤正明の公式サイトは、
ここから見られます。
【 近日行うセミナー 】
志縁塾で、近日行うセミナーについて、ご紹介いたします。
よろしければいらしてください。
①7月 9日(水) 19:00~21:00
会議術セミナー
②7月23日(水) 19:00~21:00
昆虫などから学ぶ、人生をよりラクに生きるコツ
③8月24日(日) 10:30~14:30
【NPO企画】齊藤正明プロデュース!
大谷由里子と昆虫にふれよう!【 夏の昆虫採集 】


