第25回 赤虫から学ぶ、『弱者最強の戦略』とは? PART 1
【 この物語の概要 】
昆虫は動物の75%を占めている、地球上でもっとも繁栄している生き物です。
昆虫はどのようにして、それだけの繁栄をしたのでしょう?
昆虫繁栄の仕組みを、『人間の生き方にどう活かすか?』を、
おもしろ楽しく紹介しています。
この物語は、“会議のコンサルティング”を仕事にしている齊藤が、
ある日、ふらりと立ち寄った昆虫館でのお話です。
昆虫館の館長は、蟻田さんという巨大なサムライアリです。
【 本編はここからです 】
齊藤 「毎度です~」
「うわっ!顔中赤く腫れてますよ!どーしたんですか??」 (-_-;)
蟻田 「展示物の採集で、6時間ほど森を歩いていたのじゃが、
ヤブ蚊に刺されまくってのぉ」
「でも結局、お目当ての蝶は見つけられなかったでござる・・・」
齊藤 「そうですか、それはお疲れ様でした」
「じゃあ、今日は新しい展示はないんですね。せっかく気晴らしに来たのに」
蟻田 「なんじゃ、何かまた嫌な事でもあったでござるか?」
齊藤 「いやー、嫌な事ってほどでもないんですけど、
僕の仕事は、『会議のやり方を教える』事なんですね」
蟻田 「ほぉ、それはまたマイナーでござるな」
齊藤 「たしかにマイナーなんですけど、会議術ってとっても大事なんですよ」
「とあるビジネス誌のアンケートでは、93%の人が、
『会議をやっても何が決まったか分からない』と答えています」
「これだと、何のために集まったかわからないじゃないですか」
「だから、参加者が納得できて、正しい意思決定ができる
会議のやり方を知る必要があるんですよね」
蟻田 「お主がいくら力説しても、マイナーはマイナーでござる」
齊藤 「・・・」 _| ̄|○
蟻田 「そう簡単に落ち込むでない!」 (#`Д´)
「代わりに、いいものを見せよう」

齊藤 「何ですか? このインスタントコーヒーの瓶に入ったものは?」
蟻田 「地球でござる」
齊藤 「は?」
蟻田 「この中には、ミジンコなどが入っておるでござるが、
密封してエサをあげんでも、世代交代を繰り返し数年は生きるでござる」
「見よ、ミジンコが泳いでおるのが見えるじゃろう?」

齊藤 「あっ、ホントだ、肉眼でも充分見えますね」
(1mmくらいの大きさです)
「これが半永久的に生きるんですか?」
蟻田 「さよう、土と藻が養分じゃ。これでミジンコのエサであるバクテリアが育つ」
「藻は、酸素を作る役目もあるでござる」
「なので放置していても、命が循環するのじゃ」
齊藤 「ふ~ん、すごいですね」
「でも、これは密封してないですね」
「ふたが布で覆われてますが」
蟻田 「今は瓶の中に、空気中の酸素を吸う昆虫がおるからな」
「密封すると、昆虫が窒息する可能性がある」
齊藤 「え、どこですか?」
蟻田 「これじゃこれ!」
齊藤 「ボ、ボウフラ??」

蟻田 「正解でござる」
齊藤 「何で蚊の幼虫なんて飼ってるんです?」
蟻田 「結構かわいかろう?」
齊藤 「そ、そーですか?」 (-_-;)
蟻田 「ホレ、こっちを見てみよ、アカムシもおるじゃろう」

齊藤 「あっホントだ」
「アカムシと、ボウフラって、どっちも蚊の幼虫ですよね」
「何が違うんですか?」
● そんなに興味ないかもしれませんが、
次回は、ボウフラとアカムシの違いです
【 作成者 】
志縁塾 講師 齊藤 正明 (会議コンサルタント)
大学卒業後、水産分野の研究開発に従事。
その研究所は、所長の無理な指示で2割くらいの
社員が会社を休む環境であった。
齊藤自身も、マグロの鮮度保持剤を開発している時、
所長から、「お前は一度、マグロのすべてを知ってこい」
と言われ、マグロの遠洋漁業に出され、その後、
うつ状態で休職。
個人の能力が発揮できるよう、対等な話し合いの場を
作るため会議術(ファシリテーション)を学び、
独自の方法を開発。
現在、会議コンサルタントして活躍。
趣味の昆虫採集と、コミュニケーション術を併せた
コラム、東京京橋昆虫館物語を、ここに連載中。
ファシリテーター齊藤正明の公式サイトは、
ここから見られます。
【 近日行うセミナー 】
志縁塾で、近日行うセミナーについて、ご紹介いたします。
よろしければいらしてください。
①6月26日(木) 19:00~21:00
昆虫から学ぶ、人間関係をよくするコミュニケーションセミナーVol.3
②7月 9日(水) 19:00~21:00
会議術セミナー
③8月24日(日) 10:30~14:30
【NPO企画】齊藤正明プロデュース!
大谷由里子と昆虫にふれよう!【 夏の昆虫採集 】


