第21回 クルマエビから学ぶ、『継続の大切さ』とは?【後編】
【 前編からの続きです 】
蟻田 「やる仕事の全部が報われるわけではない」
「時には、やった事の全てが無駄になる事もある」
「でも、日常業務で手を抜けば、ますます仕事の質は低下する」
齊藤 「たしかに似てますね」
蟻田 「お主、二宮金次郎を知っておるか?」
齊藤 「あの、薪を背負って本を読んでいる子どもですよね」
↓ 二宮金次郎の像 (小田原の報徳二宮神社にて)

「近所の小学校では、金次郎が読んでいる本を、
よくエロ本に替えられてたみたいです」
蟻田 「そんな小ネタはどうでもよい!」 ヽ(`Д´)ノ
「貧乏していたイメージがあるが、努力の甲斐あって、
23歳の時は足柄平野きっての大地主じゃった」
「ちなみに身長185cm、体重95Kg」
「プロレスラー並の体格でござった」
↓ 『小田原市尊徳記念館』にて撮影

左 : 齊藤 右 : 等身大の二宮金次郎像です
齊藤 「薪を背負った少年のイメージは全くないですね」
蟻田 「そこから二宮金次郎は、今でいう、農業コンサルタントになったでござる」
蟻田 「村々を立て直していくのでござるが、そのやり方は少々荒っぽい」
「恵まれた体格を活かし、言う事を聞かない村人を、冬の川に
投げ飛ばすなど、けっこう過激な事もしておったようでござる」
齊藤 「二宮金次郎のイメージ、崩壊です・・・」 ( ゚д゚)
蟻田 「しかし、そのおかげで、20万人の餓死者を出した飢饉の時でも、
二宮金次郎が関わった村は餓死者はゼロでござった」
齊藤 「それはすごいですね」
蟻田 「二宮金次郎が言っていた、大事な教えのひとつがこれじゃ」
「『この秋が、雨か嵐か知らねども、今日の勤めに田草とるなり』」
齊藤 「近い未来、どんな横やりが入るかわからないけど、今日、
やるべき事はちゃんとやっていこうという意味なんですね」
蟻田 「うむ、人生なんてものは、思いもがけないアクシデントの連続でござる」
「“天候”のように、人の力ではどうにもならん事が多いものじゃ」
「それであれば、いっそ余計な事は考えず、
『人』ができる事だけは、ベストをつくす」
「あとは、天に運を任せるのがいいのかもしれんの」
齊藤 「失敗やアクシデントは、起こりうるものと覚悟して、
日々、目の前の仕事を真剣にやる事が必要なんですね・・・」
「またひとつ、勉強になりました」
蟻田 「そうそう、クルマエビの養殖で、もうひとつ、おもしろい話がある」
齊藤 「何ですか?」
蟻田 「長くなるので、また次回でござる」
齊藤 「ひっぱるな~」
●あとがき
私は会社員時代、『クルマエビの餌の開発』に携わっていた事がありました。
その時、鹿児島や沖縄の養殖業者さんを回らせてもらったのですが、
良いエビを大量に出荷している業者さんは、毎日の作業をしっかりと
していたのが、今でもとても印象的です。
それから約9年、当時の経験を、こうしてコラムで書いているのは
とても不思議な感じです。
【 作成者 】
志縁塾 講師 齊藤 正明 (会議コンサルタント)
大学卒業後、水産分野の研究開発に従事。
その研究所は、所長の無理な指示で2割くらいの
社員が会社を休む環境であった。
齊藤自身も、マグロの鮮度保持剤を開発している時、
所長から、「お前は一度、マグロのすべてを知ってこい」
と言われ、マグロの遠洋漁業に出され、その後、
うつ状態で休職。
個人の能力が発揮できるよう、対等な話し合いの場を
作るため会議術(ファシリテーション)を学び、
独自の方法を開発。
現在、会議コンサルタントして活躍。
趣味の昆虫採集と、コミュニケーション術を併せた
コラム、東京京橋昆虫館物語を、ここに連載中。
ファシリテーター齊藤正明の公式サイトは、
ここから見られます。
【 近日行うセミナー 】
志縁塾で、近日行うセミナーについて、ご紹介いたします。
よろしければいらしてください。
①6月26日(木) 19:00~21:00
昆虫から学ぶ、人間関係をよくするコミュニケーションセミナーVol.3
②7月 9日(水) 19:00~21:00
会議術セミナー
◎告知
ラジオ出演します
番組名: 「OPEN SESAME!」
放送日: 6月19日(木)午前9時30分~9時50分
放送地域: FM青森、FM岩手、FM秋田、FM山形、福島FM、
FM新潟、FM富山、FM石川、FM福井、FM三重、
FM山陰、FM香川、FM徳島(全13局予定)
テーマは、「楽しい会議で会社を元気に!!」です。
よろしければお聞き下さい。


