第12回 テントウムシから学ぶ『自分が大きく成長する方法』とは?【前編】
【 この物語の概要 】
昆虫は動物の75%を占めている、地球上でもっとも繁栄している生き物です。
昆虫はどのようにして、それだけの繁栄をしたのでしょう?
昆虫繁栄の仕組みを、『人間の生き方にどう活かすか?』を、
おもしろ楽しく紹介しています。
この物語は、“会議のコンサルティング”を仕事にしている齊藤が、
ある日、ふらりと立ち寄った昆虫館でのお話です。
昆虫館の館長は、蟻田さんという巨大なサムライアリです。
【 本編はここからです 】
齊藤 「ちょっと蟻田さん、そろそろ先月貸した1万円返して下さいよ」
蟻田 「うるさいやつじゃなー。拙者は、先週のレースで全部負けたので、
返せる金などあるはずなかろう」
「そんな当たり前の事を聞くでない!」
齊藤 「何で、蟻田さんの方が偉そうなんですか?!」
「もー、わけわからないです!」
蟻田 「わかった、わかった。そう大声を出すでない」
「お主という人間は、本当に心が狭く、成長しない奴でござるな」
「ちょっと、これを見てみよ」

齊藤 「おっ、テントウムシですね」
蟻田 「さよう」
「では、これが何だかわかるでござるか?」

齊藤 「テントウムシの幼虫ですよね?」
蟻田 「その通り」
「なぜ、この芋虫が、テントウムシの幼虫と答えられた?」
齊藤 「それは昔から知っているからですよー」
蟻田 「では、知識がない状態で、この芋虫を見せられて、
テントウムシの子供であると、当てられるでござるか?」
齊藤 「いや、それは無理っス」
「だって全然、親と子供が似てないじゃないですか」
蟻田 「うむ。昆虫の場合、子供と大人の形が
全然違う事が多いでござる」
齊藤 「違うのは、見た目ばかりでなく、生活も全く違いますよね」
「幼虫は、葉っぱをはってしか歩けないのに、
親になると飛べるようになりますからね」
蟻田 「ところで、“人間が一皮むける瞬間”というのは、
テントウムシと似ていると思わぬか?」
齊藤 「と、言いますと?」
- 蟻田さんが考える人生哲学は、次回に続きます -
【 作成者 】
志縁塾 講師 齊藤 正明 (会議コンサルタント)
大学卒業後、水産分野の研究開発に従事。
その研究所は、所長の無理な指示で2割くらいの
社員が会社を休む環境であった。
齊藤自身も、マグロの鮮度保持剤を開発している時、
所長から、「お前は一度、マグロのすべてを知ってこい」
と言われ、マグロの遠洋漁業に出され、その後、
うつ状態で休職。
個人の能力が発揮できるよう、対等な話し合いの場を
作るため会議術(ファシリテーション)を学び、
独自の方法を開発。
現在、会議コンサルタントして活躍。
趣味の昆虫採集と、コミュニケーション術を併せた
コラム、東京京橋昆虫館物語を、ここに連載中。
ファシリテーター齊藤正明の公式サイトは、
ここから見られます。
【 近日行うセミナー 】
志縁塾で、近日行うセミナーについて、ご紹介いたします。
よろしければいらしてください。
①6月 5日(木) 19:00~21:00 href="http://www.shienjuku.com/event/archives/2008/06/_1900_13.html">会議術セミナー
②6月26日(木) 19:00~21:00
昆虫から学ぶ、人間関係をよくするコミュニケーションセミナーVol.3


