第2回 乳癌早期発見には自己検診がピカイチ!

 私は元来、自分の乳房に触ることはあまりせず、ブラジャーでさえつけることを嫌がる人間でした。
その上乳癌家系でなく初潮も遅く痩せ型な私は乳癌にかかりっこないと思いこみをしていたのも災いで、乳癌に全く関心がなく関連した記事も素通り、もちろん乳癌検診なんて受けていませんでした。     


そして33歳の秋、ある日左乳房に痛みが走り、発覚。 手術でガンを取り出し、病理検査をした時点で、進行性のガンで大きさは6.5×3.5センチ。スキルスガン(悪い顔つきのガン)、左脇の下のリンパ節にも10個中3個ガンが転移していました。                                      


丁度私が入院していたとき、同じ乳癌にて手術するために入院してきた40代の女性がいました。
その方はどうやって乳癌を知ったかというと、毎月一回の「自己検診」でシコリを自分で見つけたとのことです。彼女のシコリは1センチ以下で医師も驚くほどあまり素人ではわかりづらい場所にあったそうです。


手術後彼女の母親が私に「お医者様から“転移の心配はまずないでしょう”と言われたのよ。」と喜んで話していました。その話を聞いたときには、私は医師からそのような言葉はかけられなかったので、とてもうらやましかったのと同時に私のガンの程度の酷さを感じた次第です。


乳癌発覚のきっかけとなるのは、自己検診、乳癌検診、夫(または恋人)に触られて発覚、お風呂で自分の胸をなにげに触っていたとき、と様々です。 乳癌の症状は痛みを伴わないしこりが90%以上とのことです。しかし、私のように「痛くなってから医者に駆け込んだ。」という患者さんタイプは担当医師によれば決して稀なケースではないそうです。


その他、皮膚のただれ、へこみ、乳首のひきつれ、乳首からの分泌物等、乳癌のタイプも様々なのでありとあらゆる自覚症状があります。 痛くなって、のケースが私の周囲にヒトリいらっしゃいましたが、やはり程度は私と同様、早期発見とまではいかず、脇の下のリンパ節まで癌が転移している「進行性がん」になっております。そうなると、手術や治療も多岐にわたり、今後の転移の確率も高く(実際私は転移しましたが)心配も計り知れません。私も、もし自己検診を行っていれば早い段階で見つけられたかもしれないと感じました。


ともかく、原因がはっきり特定できない中誰もが乳癌になる可能性があると前回書きましたが、大切なことは、「乳癌の早期発見・早期治療」が一番の「乳房・命の予防」になります。乳癌といえども、かなりの種類の性質異なるガンがあるのですが、若ければ若いほど進行も早いです。


そのためには20代のうちから毎月一回自己検診、そして30代からはさらに年に一回マンモグラフィ検診をおすすめします。マンモグラフィは勤務先の定期健診の際オプションで追加することができますし、自己検診は自分でやれるし、お金がかからないもの。
その上、もしなったとしても早期発見で、大切な乳房や果ては命をも失わずに済むものであると、感じております。


最後にわかりやすい乳腺外来のお医者様のコラムがありますので、どうぞ一覧ください。 また、自己検診のサイトもリンクしておきますので、月一回のチェックに役立たせてください。


富永祐司先生による「乳癌」~予防&早期発見&治療
http://www.venus-beans.com/soul_body/doc/index.html


自己検診の仕方。
http://machida-keisen.com/bin/self/index.html