第0回 出会いのきっかけは「大失恋」
忘れもしない去年の夏。
4年間付き合った彼氏に突然フラれ、一気に不幸のどん底へ。
青天の霹靂。茫然自失。そしてちょっと(かなり?)の、自業自得…。今では笑ってしまうことなのですが、自分をすっかり見失ってしまっていました。
あまりの顔色の悪さに、上司からは「もしかして、コイツ癌じゃないか?」と心配されて病院行きを命じられるし、パソコンに向かい合えば涙で画面が曇るし、グレープフルーツジュースだけじゃ体力持たないし…。仕事なんて概念はどこかに消えてしまって、全然当然やる気も起こらない。でも、さすがに「失恋」手形の有効期限も切れてきた。このままいくと、あたしはどうやら恋人だけじゃなくて仕事まで失う恐れまであるのかもしれない。
そんな23歳って、いったいどうなの??
そこで、恋の痛手を埋めるためにも、これ以上失うものを増やさないためにも、仕事に意識をシフトさせていくことに決めたんです。人生というのは、後から振り返ってみると、本当にうまくできているなあ、と思うことが多いのですが、この時も、然り。偶然見つけるんですよね、「元気がでるコーチング(by大谷由里子)」という講演会のお知らせを。
「話を聞いただけで元気になるの? 今のあたしにぴったりじゃない?」
はっきりとは覚えてないのですが、確か、雨降りの土曜日の朝9時半くらいからの講演会。始まるや否や、眠気も一気に吹き飛ぶ面白さ。笑っちゃって、大変。でも、決して笑いだけではないその根本にある本気の想いがとってもステキで輝いていて。「だいたいね、朝早くからこんなところまで話を聞きに来るって時点で、みなさんもう元気なんですよね~」のひとことに、「あっ、あたしって元気だったんだ」と、素直にそう思えたんです。
そうしたら、そんな人をひとりでも多く増やしたいなあ、こんなにステキなメッセージをもっとたくさんの人のところに届けたいな、きっと元気になる人たくさんいるだろうなあ、と思って一緒にお仕事してみたくなってしまったのです。だって、あんなに凹んでいたはずの自分がたった1時間半で全く違った感情を抱けていて。それ以上に、「失恋」なんていう刹那的なものをずっとひきずるのではなく、「今日できることを、今日やる人間になりたい」と、心の底から思えたことがすっごく嬉しくて。
これが、私と「大谷由里子」さんとの出会いです。
あの時もし、私がフラれていなかったら、元気だったなら、出会っていなかったのかもしれません。そう思うと、今更ながらも恐ろしくなります。よく最悪のときは最高のとき、なんて言われたりもしますが、それをまさに実感したのがこの出会いです。元気になっただけじゃなく、新しい道がどんどん広がる、私にとっての素晴らしい「転機」になったのですから!


